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Vespa KYOTO
ブレンデッドウイスキーにロイヤル・サルートがあります。
先日9月8日にエリザベス二世英国女王が亡くなられました。
このウイスキーはエリザベス二世が女王即位の際に行われた戴冠式を記念して
1952年に発売された。戴冠式の際に撃ち鳴らされた王礼砲の数が21発だったため
21年以上熟成の原酒のみをブレンドしたウイスキーです。
でも、21って数は半端ですよね?
話は礼砲の歴史に触れます。14世紀当時、大砲を積んだ軍艦によって海上で行われていたそうです。
外国の港に入港する際に大砲が空っぽである事を示すために空砲を撃ち、友好的な意図を示していた。
当時の軍艦の大砲の数の基準が7台だったこともあり7発が基準になっていた。
時は流れて、16世紀頃にはイギリス海軍の伝統として確立された。
当時最強を誇ったイギリス海軍は植民地や自国より弱い国に対し敬礼するよう強要した。
当時、陸地で多くの火薬を保存しており、軍艦一発の発射ごとに3発ずつ撃つことになっていた
つまり海上からは7発撃つ、その3倍で21発となり、これが礼砲21発の始まりだそうです。
しかし、当時はまだ数の制約はなく際限なく礼砲を発射することがあったそうで、1675年、当時の
イギリス海軍本部書記官長サミュエル・ピープスが経費節減の一環として礼砲の数を規定し最大発射数を
21発としたそうです。最後まで読んでいただいた方、お疲れ様でございました・・・
礼砲・・・英語では Gun
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