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ジャパニーズウイスキーの定義

お酒にもそのお酒を名乗るための定義があります。 ウイスキーとは…、ジンとは…、テキーラとは…、などその分野からさらに細分化され定められています。 日本洋酒酒造組合がジャパニーズウイスキーの定義を初めて決定し、今年の4月1日から運用が始まりました。 決定した定義は、 ①原材料は麦芽を必ず使用し、日本国内で採取された水を使用すること ②国内の蒸留所で蒸留すること ③原酒を700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること ④日本国内で瓶詰めすること とあります。 今までは海外で造られたウイスキーもブレンドされ、ジャパニーズウイスキーとして流通している物がありました。ここ数年ジャパニーズウイスキーは海外でも高評価ですから、この定義が知られることによってより信頼も得られることになるのでしょう。   2018年、余市蒸留所でウイスキー造りをアサヒビールさんのお陰で体験することができました。 その時樽詰めまで行ったウイスキーは余市で10年熟成された後、私たちの手元に届けてくれます。     これがその終了証です。 もうすぐ3年、6月4日でジャパニーズウイスキーと名乗る3つめをクリアします! 裏面にある心得3箇条のひとつ、「余市で熟成するマイウイスキーとともに、十年のよき年月を重ねること」 そうであるように、楽しみに待ちたいと思います。

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ツンドラ

先日、閉店されたツンドラさんへお邪魔してきました。 福岡でロシア料理といえばツンドラというくらいのお店で私が初めてロシア料理を食べたお店でもありました。 朝8時から整理券をもらいに行ったのですがすでに長蛇の列が!! 名物のボルシチをいただきましたが何度食べても飽きない味で閉店が残念で仕方ありませんでした。 ただ以前からあった缶詰は詳細未定ですが生産予定ということでまたこの味を楽しむことはできるそうです!! また生産が始まったらリピートしようと思います!! (fukui)

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解釈するということ

お疲れ様です、札幌店・小田です! 本日は写真・画像なにも無しです… すみません😣💦💦 ただ今、札幌店は休業中なのですが、 休業に入る直前にあるお客様から興味深いお話しを聞きました。 それは皆さんも恐らくご存知、名探偵シャーロック・ホームズについてです。 ちなみにこのお話しをして下さったのはホームズ愛好家、いわゆるシャーロキアンの方です。 その方曰く、「シャーロック・ホームズシリーズは色んなところが出版しているけれど、その中でいわゆる「聖典」と言われる作品がある。」とのこと。 どの作品も原典であるアーサー・コナン・ドイルさんの作品を日本の方が和訳しているのですが、 その訳の付け方に違いがあると。 その最たる例が、わりと有名な訳である 「初歩的なことだよ、ワトソン君」 これ、原典では “Elementaly."の一語のみとなっているそうです。 そもそも、ワトソンはホームズの助手として認知されておりますが、ワトソンはホームズにとっては助手というよりは相棒であり、唯一無二の友人です。 ワトソンを尊敬している節すらありました。 ましてや、たしかに変人ではありますが典型的な紳士であるホームズが、そのワトソンに向かって、やや上から目線の発言にも聞こえる「初歩的なことだよ、ワトソン君」なんて言うわけがない、と。 単に「初歩的なことです」でしかない、と。 その方曰く「聖典」という方のつけた訳以外の作品には、他にもところどころにこの訳は違うだろうというのがあるそうです。 そういったものに対して、その「聖典」と呼ばれる作品の訳をつけている方はシャーロック・ホームズに対しての見識がとにかく深い方であると。 ホームズならきっとそう言っているのだろうと納得できる訳がついているのだそうです。 なるほど🤔 これ、僕が何に対して興味深いと思ったかというと、 この場合は小説の和訳ですが、何かを解釈する場合って、その物事や背景についての理解度がものすごく影響するということ。 これ、カクテルの世界にもまさに通じるなと思ったんです。 特にカクテルブックの解釈、要するにレシピの解釈ですよね。 カクテルのレシピって、当然そのカクテルが誕生した時代背景が影響を与えているわけですよ。 例えば、 今では当たり前となったフレッシュの果物も昔は当たり前ではなく、シロップやいわゆるジュースを使用していた時代があって、 その時代に産まれたカクテルをその当時のレシピの「分量や数字」だけを残したまま、フレッシュの果物を使用して作ると当然味のバランスなんて噛み合わなくなってくるわけで。 そのバランスの調整っていうのが必要になります。 もちろん、その当時と現代では好まれる味の傾向の違いなどもあるでしょうから、そこを加味して調整もしなければいけませんし。 上っ面の知識じゃなくて、本当の意味での理解をしっかりしなくてはなとつくづく思いました。 実はこれが先日書いた英語力アップを図っている理由でもあります。 海外産まれのカクテルについて時代背景や文献を自分でしっかり理解するためには、まず自分がそういったものの原典に触れられなくてはいけないなと。 そんなことを思った出来事でした。

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今年こそは英語力を!

お疲れ様です、札幌店・小田です! いまさらですが、今年取り組もうとしていること。 英会話 これ、ここ数年毎年のようにやらなきゃとは思って意識しているのですが、今年こそは!ということで😅 英会話教室などは正直ピンとこない私、 一体何でやるのが良いのか…🤔 なんて思っていたら、広告で見つけてしまいつい始めてみたんです。 AI人物との会話形トレーニングによるVR英会話。 今って本当に色々なのがあるんですね! まず何と言っても、AI相手とのトレーニングなので何回同じ箇所をやり直しても気まずくならない! 納得いくまで何度でもできる! それが本当に良い!!! 英会話教室とかだと、なんだかんだでけっきょく納得いく前に妥協せざるをえないこともあったりするので😅 毎回録音されてすぐその場で聞き直せるので、自分自身でどのように発音してるのかなどが即座にわかります。 そして、AIが発音やスピード、声のトーンや目線の送り方に至るまで、様々なものを判定してその場でフィードバックもしてくれます。 週に何回、月に何回などと決まっているわけではないので、 自分自身のペースで好きな時に時間を作ってやれるのがまた便利です😊 僕は怠けたりしないようにいつもお店にこれを置いていて、これまでよりも30分ちょっと早くお店に出勤してその時間にやるようにしています。 始めてから半年ぐらい経つのですが、なかなか良い感じです🎵 今年はこれで英語力を上げていきます!!!(`・ω・´)ゞ

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CLOUDY SKY RICKEY(クラウディ・スカイ・リッキー)

今年は梅雨入りが早くて驚いています。 東京もどんより曇り空で湿度の高い日が続き、梅雨前線がすぐそこまで迫ってきているのを肌で感じます。 梅雨のじとじととした天気はあまり好きではありませんが、このカクテルはとても好きです。 https://bar-vespa.com/recipe/cloudy-sky-rickey   ベースとなるスロージンはスローベリーというフルーツで日本では西洋すももといわれるプラムの一種です。 ジンとありますが、ジンではなくリキュールです。 イギリス生まれのリキュールで、家で栽培したスローベリーをジャムやピクルスにしたり、ジンに漬け込んで飲んでいたようです。 日本の家庭で作られる梅酒と同じですね。 これをジンメーカーであるゴードン社などが生産するようにり「スロー・ジン」と名付けられたとありますが、現在はジンではなくグレーンスピリッツ(主に穀類を原料とし、アルコール度数95度以上で蒸留した純度の高いアルコール)を使い製品化されています。   お店が再開するころはまだ梅雨時期かと思いますので、是非お試しください!  

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ガチャガチャ

私、新橋駅をよく利用します。 最近気づいたのは、構内にガチャガチャ(こう呼ぶのが正しいのか?)がありました。 羽田空港でも見かけた事がありますが、買う人いるのかな?と不思議な感じです。 洒落た感じではあります。 何だか珍しく思い、つい写メ撮っちゃいました。

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涼を求めて

こんばんは、福岡店福井です。 先日、アートアクアリウム展へお邪魔してきました。 3年ぶりの開催でしたが独特の空気に沢山の金魚たちに癒されてきました。 今回はベネチアングラスや、切子の金魚鉢などもあり器を見るだけでも楽しめました。 写真だといまいち良さが伝わりにくいですが 生きた芸術とも称されるだけあって、水槽や照明だけでなく金魚の動きもアートの一部なのですね。 また次回の開催も楽しみにしております。 (fukui)

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毒、毒、毒

お疲れ様です、札幌店・小田です。 以前、1も行ったのですが、 痛(つう、2)にも行ってきました! 『もうどくてん2』 1の時よりも展示の仕方がレベルアップしてます! 何か全体的におどろおどろしく…😨😨😨 あ、昆虫とか色合いが気持ち悪いのもいるので、苦手な方はここから先は気をつけて下さいねm(_

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旅の日

今日は旅の日です。 昨年の今日もブログに「旅の日」を書いていました。 https://bar-vespa.com/post-10812 1689年(元禄2年)5月16日、俳人の松尾芭蕉が江戸を立ちおくの細道の旅へ旅立った日にちなんで制定されたとあります。  

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COSMOPOLITAN(コスモポリタン)

昨日14日は夏日、東京も天気がよく気持ちのいい1日でした。 夕方外を歩いている時、この気持ち良さに合うカクテルは何かな?何が飲みたいかな?と思うとコスモポリタンが浮かんできました。 きりっとした炭酸のロングカクテルをゴクッといくのもいいですが、さわやかで甘酸っぱいコスモポリタンに決定です。 このカクテルは1980年代アメリカ東部で誕生したといわれています。 アメリカのテレビドラマ、「セックス・アンド・ザ・シティ」によく登場するカクテルなのでご存知の方も多いかと思います。 以前、海外のお客様が来られた時にお作りしたことがあったのですが、カクテル名「Cosmopolitan」の発音がとても難しく伝わっていなかったんじゃないかという記憶しかありません。 福西英三先生の「読むカクテル百科」には ”

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