続・ニセコ蒸溜所

お疲れ様です、札幌店・小田です!

今回もまた10月1日グランドオープンの、

ニセコ蒸溜所さんについてです!

今回はウイスキーの蒸留について。

※いまは10月1日のグランドオープンに向けて、ジンの製造を集中的に行っているということで、この日はウイスキーの蒸留設備は稼働しておりませんでした

写真盛り沢山でいきます!

建物内に入ってすぐ左手にどーんと2台の蒸留器。

異なる酒質を製造するためにポッドスチルの形状が違います。

さて、まずはウイスキーの原料、麦芽です。

いまのところ麦芽は海外からの輸入ということですが、こうやって届くのですね!初めて見ました!👀

1袋が1000kg、つまり1tあります!!!

大き過ぎて全体を写しきれませんでしたが、こちらは先程の麦芽の粉砕機。

このように、粉砕します。

わかりにくいですが、一番右側の横向いているボトルが元々のサイズの麦芽です。

粉砕した麦芽は糖化槽にて温水を加えて糖化させ、甘い麦汁(ウォート)を作ります。

糖化の工程で作られたウォートを今度は発酵槽にて発酵させ、アルコール度数7~9%程度のモロミ(ウォッシュ)を作ります。

そして、ウォッシュは蒸留器にて蒸留され、アルコール濃度の高い蒸留液へ。

ちなみに蒸留液は全てをそのまま利用するのではなく出だし(ヘッド)と最後(テール)は除くのですが、そのヘッドとテールのカットをするための装置がすぐ上の写真です。

そうして作られた蒸留液は、いよいよ、木樽に移され貯蔵し熟成へ。

左…新樽、 右…シェリー樽

バーボン樽(鏡板はホワイトオーク)

まだ数年先になるとは思いますが、

この時に見学した樽のお酒が市場に出回り、

私達のもとに届く時が来るのだなと思うと

楽しみです。