09/12/2021
In
Vespa SAPPORO
続・ニセコ蒸溜所
お疲れ様です、札幌店・小田です!
今回もまた10月1日グランドオープンの、
ニセコ蒸溜所さんについてです!
今回はウイスキーの蒸留について。
※いまは10月1日のグランドオープンに向けて、ジンの製造を集中的に行っているということで、この日はウイスキーの蒸留設備は稼働しておりませんでした
写真盛り沢山でいきます!
建物内に入ってすぐ左手にどーんと2台の蒸留器。
異なる酒質を製造するためにポッドスチルの形状が違います。
さて、まずはウイスキーの原料、麦芽です。
いまのところ麦芽は海外からの輸入ということですが、こうやって届くのですね!初めて見ました!👀
1袋が1000kg、つまり1tあります!!!
大き過ぎて全体を写しきれませんでしたが、こちらは先程の麦芽の粉砕機。
このように、粉砕します。
わかりにくいですが、一番右側の横向いているボトルが元々のサイズの麦芽です。
粉砕した麦芽は糖化槽にて温水を加えて糖化させ、甘い麦汁(ウォート)を作ります。
糖化の工程で作られたウォートを今度は発酵槽にて発酵させ、アルコール度数7~9%程度のモロミ(ウォッシュ)を作ります。
そして、ウォッシュは蒸留器にて蒸留され、アルコール濃度の高い蒸留液へ。
ちなみに蒸留液は全てをそのまま利用するのではなく出だし(ヘッド)と最後(テール)は除くのですが、そのヘッドとテールのカットをするための装置がすぐ上の写真です。
そうして作られた蒸留液は、いよいよ、木樽に移され貯蔵し熟成へ。
左…新樽、 右…シェリー樽
バーボン樽(鏡板はホワイトオーク)
まだ数年先になるとは思いますが、
この時に見学した樽のお酒が市場に出回り、
私達のもとに届く時が来るのだなと思うと
楽しみです。