隈研吾展 ~新しい公共性をつくるためのネコの五原則~

東京都国立近代美術館で隈研吾展が開催されています。

先月に国立競技場を見に行ったのでお目当ては国立競技場の模型です。

 

模型と写真で作品が紹介されています。

国立競技場の椅子のカラーがテレビでみていてとても特徴的だと思っていました。

当時の設計計画ではコロナ禍での状況は想定はしていませんから観客で埋め尽くされる予定でした。

当然オリンピックは満員、しかしその後は人が思うように入らないイベントもあるだろうし少子高齢化でイベントも小さくなる可能性もあると。

そういう時に寂しくないデザイン、楽しさや賑わいが感じられるデザインと色の配置を考え天井の木材から木漏れ日が差し込み落ち葉を照らしている、そんなイメージでつくられたとありました。

とても優しさのある配慮だと思いました。

国立競技場のランプシェード、これは一般客が入れるところではなく競技後にインタビューが行われる場所にあるそうです。

高輪ゲートウエイの模型もありました。

新駅

模型にネコがいるのわかりますか?

ほとんどの模型に赤いネコが登場しています。

今回の展覧会には「都市の未来はネコに学べ」というテーマもあります。

神楽坂に住む2匹のネコにGPSをつけさせてもらい、数日にわたってネコの生態を追ってネコ目線で映像化しています。

ネコの通り道が模型になっていたりととても面白いです。

 

9月26日までやっています。

お時間あれば是非。

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/kumakengo/