紫陽花

先日、筥崎宮のあじさい苑へお邪魔しました。

梅雨の時期は外出も億劫になりがちですが毎年必ず足を運んでいます。

紫陽花にまつわるエピソードで有名なのはシーボルト氏がHydrangea otaksaと命名した(正式な学名ではありませんが)エピソードだと思いますが、

私個人としては学生の頃に読んだ、ヘンリー・スレッサー著「The Cop Who Loved Flowers」です。ミステリー小説なのですが凶器の拳銃を紫陽花の下に埋めた事で紫陽花の色が変わり逮捕の決め手になるというもの

この小説を読んでからというもの紫陽花の色が気になってしまいついつい目で追ってしまいます。

今となってはありふれた仕掛けなのですが当時の私の中で紫陽花を特別な花にしたお話でした。

最近は小説を読むことも少なくなったのだ梅雨のこと時期読書に時間を取るのも良いかもしれませんね。

(fukui)