開高健さん

お疲れ様です、札幌店・小田です。

先日、ご自宅を整理していた際にちょっと古い本が出てきたから…。

ということで、お客様から本を三冊お貸し頂きました。

三冊とも開高健(かいこうたけし)さんのもの。

開高健さんと言えば、小説家ではありますが、お酒業界にも関連された方で、壽屋(現サントリー)宣伝部に中途採用され、PR誌『洋酒天国』の編集やウイスキーのキャッチコピー、特にトリスウイスキーの「人間らしくやりたいナ」を手がけたことで有名です。

知ってはいましたが、この方の書いた文章をちゃんと読んだことがなかったので、ありがたくお借りしました。

1冊目

2冊目

3冊目

3冊とも小説ではないですが、世界中を回ったり様々な経験をされてきた視点から書かれていて、一見乱暴にも映りがちな文章、内容ですが、これがまた独特の格好良さを感じます。

今の時代とはちょっと違うという雰囲気がプンプンとします。

すごく面白いです。

自分の知らなかった時代、また著者の生き方を追体験させてくれる。

こういった点も本の魅力ですよね。

とても良い経験をさせて頂きました。