恩師

Bar Vespa (2011年4月 8日 17:00) のblogより

 

 

恩師

最近、関東地方で、ドラマ「ROOKIES」の再放送がやってました。
私は結構好きで、ついつい夢中になってしまいました。
涙腺が弱くなったのか、すぐウルっとしてしまいます。
やんちゃな子たちが甲子園を目指すドラマ。
熱いっていいなぁ~。
青春ですね。

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この前の春の甲子園は、私も盛り上がりました。
母校、九州国際大学附属高校が決勝まで残りました。
私の恩師や同級生たちも喜んだ事でしょう。

その、高校時代の恩師を思い出しました。

2年生の時、職員室に呼び出され、ある紙袋を渡されました。
中には靴下5足と、カボチャが一個。
校則を守らなかった私に、白い靴下。
そしてカボチャは、「かあちゃんに持って帰れ。」との指示。
意味が解らなく、持ち帰った事がありました。

以前、blogにも書いた事があります。
私は高校を中退してます。
卒業出来なかった私ですが、3年生の始めまで在学しました。
私は卒業アルバムに個人写真が載ってます。
恩師、藤原利一先生が載せて下さいました。
同級生の皆が卒業した後、手紙を添えて、私の実家に先生が持って来てくれました。
手紙を読み、涙してしまいました。
18歳の春の事です。

そのように気に掛けてくれる恩師を裏切り、中退した私。
罪悪感はずっと残ったままでした。

時が経ち、バーテンダーとして頑張ってた時、藤原先生が中洲店に来てくれました。
きっかけは、高校認定試験(昔の大検)を受けるため、成績証明書を取った事でした。
凄く緊張したのを覚えてます。
でも、再会が嬉しかった。

恩師だと、今も思い続けてます。

高校野球を観ながら、そんな事を思い出してました。

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その後、

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そんな恩師である藤原先生の訃報が届きました。

本当に驚きました。

ご冥福を祈ると共に、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。