カクテルストーリー

昨日、私のおはこのカクテルを書かせて頂きましたが、

ジンベースのカクテル、

「Bennett ベネット」は

パリジャンの次に好きなカクテルです。

Bennett

 

味わいはもちろんですが、

このカクテルストーリーがとても面白いのです。

 

ザ・サントリーカクテルブック 2001には、

「チリ生まれのカクテル。

 Bennettとは同国の大富豪の名」

とあります。

それにプラスして、

以前、媚山師匠からこのような事をお聞きしました。

 

「ジェームズ・ゴードン・ベネット(1841年~1918年)

 実在の人物。

 見境なくお金を使う事で

 世界にその名を知らしめた男。

 ニューヨーク、ヘラルド新聞社の2代目。

 その頃の総資産は現在の価値にして

 数十兆円。

 27歳の時にその財産を受け継ぎ

 史上最大のわがまま散財男となる。

 車や飛行機、船に興味を持ち、

 1900年6月14日、

 第1回ゴードン・ベネット・カップレースが

 パリ・リヨン間568㎞で行われ、

 それが後にF1レースとなる。

 この時、感情的になった気持ちを

 抑えるために作られたのか、

 感情を盛り上げるために飲まれたのかは

 定かではないが 

 カクテルストーリーとしては面白い。」

 

カクテルストーリーには

○○と言われている、、や

発祥の一つと言われている、、

なんていう事がとても多いです。

定かではないですが、

この様なストーリーを聞きながら

カクテルを楽しまれると、

味わいや印象も、

変わっていきますよね(^^)