100周年

タイトルの100周年、何が100周年かというと・・・

1920年1月16日アメリカで「禁酒法」が施行されました。

日本では大正9年。

禁酒法は1933年まで続きましたが、その間、分りやすいところで言うとマフィアが

お酒の密造・販売・それに伴い強盗・恐喝など沢山の犯罪が増えてしまいました。

映画「アンタッチャブル」はとても有名ですね。

もっと沢山の事が起こってますが、ここでは省きます。

そんな世にいう「悪法」として名高い禁酒法が今からちょうど100年前に施行されました。

しかし、一方では我々が提供しているカクテルが飛躍的に発展しました。

粗悪なアルコールが出回り、何とか飲みやすく出来なか?と試行錯誤が繰り返され

多くのカクテル誕生のきっかけにもなりました。

もちろん、現在では品質の高いアルコールを前提としていますのでご安心ください!

「スピークイージー」といわれる酒場もこの当時に出来た言葉です。

先日、銀座店の菊地がニューヨーク研修に行って来ました。今、海外ではいわゆるスタンダードカクテルを

アレンジしたものが流行っています。

昨今、色々な技術の進歩と共に様々な作り方も増えました。が、個人的には思います。

やはり、スタンダードなカクテルをより美味しくする技術を追求する事が我々がやるべき事ではないか。

見た目の派手さやパフォーマンスも確かに大事ですが、あくまでも一時的な物だと認識しています。

バーベスパでは、カクテルに関しては何よりも技術と、それを裏付ける理論を大事にしています。

禁酒法からちょうど100年経った今、ふとそんな事を思いました。

これからも、文明の発展と共に色々な手法も考えられていくでしょう。それでも、根底に技術を磨いていく事

にはこだわっていきたいと思います。

バーでは、非日常を楽しんでいただきたい。お酒はもちろん、美味しい時間と空間を!

そして何よりも会話がスパイスになります。

これからも、皆さまと楽しい時間を共有できるお店でありたいと思います。

全スタッフがそう思っています。

長々となりましたが、ふとこんな事を思いました。