苦味の美味しい季節

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食材を買いに行くと野菜売り場には、たらの芽や菜の花、ふきやせりなど
旬の野菜が顔を並べています。
ほんのりと感じるあの苦味に春を感じ、私は春野菜の天ぷらが食べたい病にかかります(笑)


以前にもベスパのブログに書いてある内容だとは思いますが、改めて。
カクテルメイクをする際、新人の頃から教えられていることがあります。
和食の世界では
「春は苦味
 夏は酸味
 秋は旨み
 冬はあぶらみ」が美味しく感じると言われております。
飲の世界でも同じで、それらを意識し季節感を出したカクテルを作らなければなりません。


そんな春なので苦味にアクセントをおいた、薬草系ビターリキュールのご紹介です。
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左から、
*アメールピコン(仏)
フランス軍人ガエタン・ピコンがアフリカ現地で使われていた薬草に目をつけ除隊後に創製。
主にオレンジ果皮、ゲンチアナ(人参に似た植物)などを使用。

*チナール(伊)
アーティ-チョークをベースに13種以上のハーブを使用。

*アマーロ・ラマゾッティ(伊)
ミラノのラマゾッティ家が造り、イタリア北部山岳地帯の33種の薬草と
スイートオレンジの果皮を使用。

*カンパリ(伊)
ピエモンテ州のガスパーレ・カンパリが創製。カンパリの原料配合比率は門外不出の
秘密となっていますが、専門家の分析によるとビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダーなど
30種以上のハーブ・スパイス類を使用。

    
ご紹介したのはほんの一部で甘苦いというような物ですが、
もっと苦味の強い強烈なリキュールも数多く存在します。

もともと滋養強壮や建胃薬としての効力があると言われていますので
歓送迎会が多いこの季節にこれらのリキュールを使った
体を労わってくれるようなカクテルを注文されてみてはいかがでしょうか。

初めて飲む方は最初「うぇっ!苦いっっ!!」と思うかもしれませんが
結構、その苦味が癖となり気に入っていただけるかもしれません。

(KIKUCHI)

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